「kamikaze」の正しい意味と使い方!英語に増えるアメリカ製日本語

和製英語、つまり英単語が日本語となり本来とは違う意味で使われたりする言葉は多いですね。

アメリカ人に「baby car」(ベビーカー)と言っても、「赤ちゃんが運転する車?」という感じです。

英語でベビーカーは「stroller」と言います。

「神風」と日本語で言うと、歴史上の言葉で日本を元の侵略から守った台風や戦争中の特攻隊、そして「思いがけない幸運に恵まれる」という意味です。

「kamikaze」はアメリカでもよく耳にする言葉ですが、日本語の「神風」とはニュアンスが異なります。

英語としてはどのように使われているか見てみましょう。

「kamikaze」の正しい意味と使い方

意味は主に「reckless」や「strong」といった「向こう見ずな、命知らずな、強い、激しい」という意味です。

「This is a kamikaze mission.」
これは死ぬのが決まった任務だね。

「He is a kamikaze player.」
彼はすごい選手だね。

「kamikaze」も今ではいろいろなスラング、用語で使われています。

「kamikaze cocktail」「Kamikaze shot」
1970年代のディスコ文化で若者がパーティーを始め躍り狂うのためのウオッカをベースとしたカクテルです。

「Reebok kamikaze」
スポーツシューズのブランドです。

「kamikaze mode」
ゲーム用語でプレイヤーが危険な状態です。

「kamikaze」の言葉の由来

英語には日本語の大君(幕府の将軍)から来た「tycoon」(ビジネス界の大物)などの表現はありました。

しかし、日本は遠い不思議の国、日本語が英語になるということはあまりありませんでした。

1941年の真珠湾攻撃による日米開戦、その後はアメリカには日本に関するニュースがあふれました。

1944年に敗色濃厚の日本は、飛行機をアメリカ軍艦に突撃させる神風攻撃を始めました。

アメリカ人兵士を恐れさせた神風は「kamikaze」と英語になります。

日本語由来の英語

「Kamikaze」以外にも多くの日本語が英語になっています。

伝統文化関係

kamikaze

「zen」

禅は 有名な言葉ですが、完全に静かで平静な状態といったニュアンスです。

「This is my zen moment.」
これこそ私の完全に静かな状態です。

「Kabuki」

日本の伝統芸能ですが、政治メディアのスラングとして「kabuki theater」(歌舞伎劇場)意味のないただ人の関心を集めるための政治行動です。

「We are sick and tired of the kabuki theater of Trump.」
トランプの意味のない言動にはうんざりです。

「ninja」

「kamikaze」と同じで「すごい」などのニュアンスです。

「Teenage Mutant Ninja Turtles」というアニメで広まりました。

その他にも「American ninja warriors」(アメリカ版SASUKE)は人気テレビ番組です。

「ninja loan」は金融業界のスラング、収入や仕事のない人にお金を貸すことです。

「geisha」

これも有名な言葉ですが、「Geisha skin care」は芸者のような白い美しい肌にするスキンケアです。

「samurai」

映画「the last samurail」以後広まりました。

「Blue Samurai」サッカー日本代表のニックネームもサッカーファンなら知っているかもしれません。

ポップカルチャー、その他

kamikaze

「karaoke」

「カラオキ」と聞こえます。

「I’m good at singing karaoke.」
カラオケ 得意!

「futon」

この「futon」は日本でいうところの掛け布団とはかなり違い、アメリカではソファー、ベッドのように見えます。

「Kaizen」

「改善」日本の自動車産業の言葉です。

常に品質の向上を求めることです。

自動車産業で働いているアメリカ人には使えます。

「I would like to kaizen my English.」
英語を向上したいです。

「emoji」

絵文字はアメリカで流行っている最新の日本語です。

映画のタイトルにもなりました。

スマホ世代の10−30代はわかると思います。

「I am texting a crazy emoji」
バカな絵文字送っているよ

「tsunami」

「Kamikaze」と同じで激しい強烈なイメージです。

「He was intense like a tsunami.」
彼は津波みたいに強烈だ。

「Arigato」

ありがとう。

「Arigato Mr.Robot」という歌を覚えている50代以上のアメリカ人には「Thank you, Arigato, Mr.Robot」といえば受けるかもしれません。

まとめ

不思議で理解しがたい日本文化、「tycoon」「karate」など欧米人には理解しがたい日本の社会の言葉は英語になりました。

その後、戦争中、「神風」「万歳」「ハラキリ」などは日本の軍人の恐ろしい習慣として、アメリカ人に広まりました。

戦後の日米友好関係、日本の経済発展、また日本の大衆文化や伝統文化に興味を持つアメリカ人も増え、多くの日本語が英語になっています。

恐ろしい意味の「kamikaze」今では好意的な言葉として使われています。

日本語は発音しづらいところもありますが、慣れてしまえば楽です。

今後も積極的に日本文化を広め、言葉による相互理解が深まればいいですね。