英語で「美味しい」という時には、普通deliciousを使いますよね。yummyはdeliciousと同じ「美味しい」という意味の言葉ですが、より子供っぽいというか、若者言葉といった方が近い言葉です。ここでは、yummyの意味やよく使われるシチュエーションを見て行きましょう。
【スラング英語の教科書】yummy(ヤミー)の意味と正しい使い方
一般的なyummy(ヤミー)の意味
yummyは前述の通り、「(食べ物が)美味しい」というのが本来の意味になります。deliciousよりもややくだけた、口語的な表現になります。高級レストランや公式的な文書で使われることはあまりありません。仲間内の気楽な会話や、子どもを相手に話すときなどによく使われます。
例:”How do you like the chicken I cooked?”
“Yummy! I love it!”
訳:「私が料理したチキンのお味はどう?」
「美味しいよ。すごくいい!」
yummy=セクシー?
yummyには、「美味しい」という意味の他に「すばらしい、素敵な」という意味があります。転じて、スラングとしてセクシーな人を指すことがあります。
日本語で、可愛い赤ちゃんや動物を見たときに「食べちゃいたいくらい可愛い」という表現をすることがありますが、それの大人向け英語スラングバージョンといったところでしょうか。ただし、前述のようにスラングなので、使いどころには十分注意しましょう。
例:”Wow, look at that girl standing across the street! She looks so yummy I want ask her out.”
“Who? I don’t see any good-looking girl over there.”
訳:「おい、通りの向こうにいるあの子見ろよ!デートに誘いたいくらいだぜ」
「誰のこと?向こうにいい女はいなさそうに見えるけど。」
yummyの類語
yummyの類語には、冒頭に出てきたdelicious以外にpleasant-tasting(味が心地よい)、delectable(快い、楽しい、美味しい)、 scrumptious(素晴らしい、素敵な、とても美味しい)、 luscious(美味しい、快適な、性的に魅力的な)、 toothsome(惜しい)などがあります。中には難しい言葉もありますが、覚えておくと便利でしょう。
例:I went to NOBU with my husband, where we had scrumptious dinner.
訳:私は夫とNOBUへ行き、素晴らしいディナーを堪能しました。
yummyの省略系yumの意味
yummyを省略してyumと書くこともあります。yummyよりさらに子どもっぽい表現になるので大人が使うことはあまりありませんが、yum=yummyであることを覚えておくだけでも何かのときに役立つかもしれません。
例:”I love eating at Salvatore’s. It serves the best pizza in the town.”
“I agree. The margarita pizza is really yum.”
訳:「Salvatore’sで食事するのが好きです。あのお店のピザは街一番です。」
「同意します。マルガリータピザは本当に美味しいです。」
また、yumは2回重ねて”yum yum” の用に使われることがあります。(書き方は、yum yum でもyum-yumでもOKです)これは、日本語でいう「うまうま」みたいな意味になります。
まとめ
【スラング英語の教科書】yummy(ヤミー)の意味と正しい使い方
・一般的なyummy(ヤミー)の意味
・yummy=セクシー?
・yummyの類語
・yummyの省略系yumの意味
引用元・出典
■Weblio
■Urban Dictionary