yaはあいづちを打つときやyou・yourの代わりに使われます。ヒップホップやラップミュージックが好きな人にとってはお馴染みのフレーズです。ネイティブスピーカーはフランクな場面でyaをよく使います。
今回はyaの使い方をマスターして、会話の中で自然に使えるようにしましょう。
目次
【スラング英語の教科書】yaの正しい意味と使い方
あいづちを打つときに使うya
自然な会話を行うためには相槌が重要。相手の話に同意しているときは、あいづちとしてyaを使ってみましょう。あいづちとしてのyaは頻繁に使われているので耳にしたこともある人も多いのではないでしょうか。英語で自然に相槌が打てたら、あなたの英語力もネイティブに近づいている証拠です。
【例文】
A:It’s almost six o’clock
訳:もうすぐ6時だね。
B:Ya.
訳:そうだね。
Yesの代わりに使うya
yesではちょっと堅苦しいかなと思う場面で「ya」を使ってみましょう。yaの代わりにyeahやyep、yupを使ってもいいでしょう。
【例文】
A:Did you pass the exam?
訳:試験に受かったかい?
B:Yes, I did.
訳:受かったよ。
A:Oh, you did?
訳:受かったんだな?
B:Ya!!
訳:ああ!!
you・yourの代わりに使うya
ここからはyouやyourの代わりに使うyaです。ヒップホップやラップミュージックをよく聞く人にはおなじみのフレーズですね。
例:Keep ya head up!!
訳:顔を上げるんだ
まずはミュージシャン、2pacの曲のタイトルにもなっているフレーズを紹介します。ここでのyaはyourの代わりに使用しています。yourを素早く発音するとyaという音に聞こえますよね。
出会いの挨拶、別れの挨拶に使うya
【例文】
例:How ya doing?
訳:調子はどうだい?
これはHow are you doing?のくだけた言い方になります。
カナダに留学したときに、現地の人にHow ya doing?と声を掛けられ「これが生きた英語か」と思ったことがあります。
また別れの挨拶にもyaは使えます。
例:Catch ya later.
訳:またあとでね。
例:See ya.
訳:またね。
youではなくyaを使うと何となくおしゃれな響きがしますね。
相手のアドバイスもyaで返そう
A:How do I upgrade my software?
訳:私のソフトウェア、どうやってアップグレードすればいいの?
B:Put in this CD and just click here.
訳:このCDを入れて、ここをクリックするだけだよ。
A:I got ya.
訳:分かったぜ。
I got ya はI got itと同じで「分かりました」という意味です。I gotchaのほうがポピュラーです。発音次第では「言われなくても分かってるよ」というニュアンスになってしまうの気をつけましょう。
ホームランを打ったときはsee ya!!と叫ぼう
ニューヨーク・ヤンキースの試合をTVで見たことがある人は、ホームランが出たときにsee ya!!とアナウンサーが叫んでいるのを聞いたことがあると思います。
例:Going back Ichiro, at the track, at the wall. See ya!! A grand slam by Hideki Matsui!!
訳:イチロー下がる、外野の奥まで、フェンスまで。やった!!松井の満塁ホームラン!!
Michael Kayという有名なアナウンサーがホームランを実況するときに使うフレーズです。
飛んでいくボールに対してsee ya = see you(さようなら)と言っています。どちらかというと「セィヤ!!」に聞こえますね。
時と場所に注意して使いたいya
例:Ya feel me.
訳:俺の言いたいことが分かるよな。
Ya feel me? はDo you understand? と同じような意味です。このフレーズもヒップホップミュージックではよく耳にします。かなりフランクな表現なので使う場所とタイミングには注意してくださいね。フォーマルな場面では使わないようにしましょう。
まとめ
【スラング英語の教科書】yaの正しい意味と使い方
・あいづちを打つときに使うya・Yesの代わりに使うya
・you・yourの代わりに使うya
・出会いの挨拶、別れの挨拶に使うya
・相手のアドバイスもyaで返そう
・ホームランを打ったときはsee ya!!と叫ぼう
・時と場合に注意して使いたいya