「Soccer is an universal language.」(サッカーは世界の共通語)とサッカー友達が言いました。
みなさんも世界中の人たちとサッカーする機会があるかもしれません。
遊びでやるサッカーを「pick-up game」と言います。
今回は「pick-up game」の試合中に役立つ表現を紹介します。
目次
「Man on」の意味
世界中の人とサッカーしていると、いろいろな表現が出てきます。
最初に「Man on!」と言われたときは「何のこと?スペイン語?」と考えてしまいました。
試合中、ボールをキープすると必ず「Man on!」と言われますが、「メノン」と聞こえます。
これは「敵の選手がボールを奪いに近づいているぞ!」という警告です。
他のスポーツでも使える表現かどうかを調べてみましたが、どうもサッカーだけの言葉のようです。
2人の選手が近づいてきた時「Two man ons」と言われました。
「前置詞(on)に(s)をつけることはできない、文法的間違いではないか?」と試合中に考え込んでしまいました。
これは「manon」と名詞化しているからでしょう。
関連表現
「man on」以外にも、多用される表現はあります。
「cross」
クロスは交差する、ゴール前にいる選手がセンタリングを要求する言葉、「middle」(真ん中)とも言えます。
「Good D」
「D」は「defense」の省略で「素晴らしい守りだ!」です。
「easy」
ボールを持っている選手に「慌ててボールを蹴るな、周りをよく見てパスしろ」です。
「fight」
日本ではスポーツの応援で「ファイト」と言いますが、英語では喧嘩のことです。
「get out」
「ボールをゴール前から蹴ろ」もちろん「clear」(クリア)でも大丈夫です。
「line」
ラインとは「前にいる選手にパスをしろ」、ボールがライン(線)を描く感じです。
「pressure」
「相手のボールを奪いにいけ」です。
「settle」
「ボールを落ち着いて止めて」です。
「switch」
スイッチはサイドチェンジ、逆サイドへボールをパスすることです。
「Take your time」
「時間をかけてドリブルしろ」です。
「Take a shot.」
「シュートしろ」です。
多用される「Fuck」
試合中多用される言葉は、残念ながら「fuck」です。
シュートを外した時や、反則された時などに連発されます。
一人つぶやいている時はいいのですが、他人に対して怒っているときは「calm down」(落ち着いて)と言って下さい。
スペイン語での「Man on」
世界の共通語サッカーですが、南米、スペインなどスペイン語が話される国で人気があります。
そこで、試合中使われるスペイン語のサッカー用語をいくつかご紹介します。
「ladron」(ラドロン)
スペイン語で「泥棒」のことで、「man on」と同じで敵の選手がボールを奪いにきている時に使います。
「chingar」(チンガー)・「puta」(プータ)
これは英語の「fuck」と同じ意味で、これを連発する選手には注意して下さい。
「tranquilo」(トランキーロ)
「冷静になって」は「calm down」と同じです。
「buena」(ブエナ)
英語の「good」と同じ意味で、 良いプレーをした時はこの言葉で褒めましょう。
まとめ
「man on」はサッカー独特の単語です、サッカーをする機会があったら使って下さい。
その他にもサッカーの試合で使われる表現はたくさんあります。
世界の共通語サッカーですが、ぶつかり合いの多い激しいスポーツですので、汚い言葉には気をつけてください。
ただそれ以上に、世界中の人と出会えて、素晴らしい経験ができると思います。
サッカーは世界中に友人を作れるスポーツ、ぜひ楽しんで多くの友達を作って下さい。