【スラング英語の教科書】「kinda」の正しい意味と使い方

「kind of」の口語体、「kinda」。非常に曖昧で日本語的な表現ですが、英語でもものごとを曖昧にしておきたい場合は、よく使う言葉の一つです。

今回は、日本人にとって使いやすい「kinda」の意味と使い方についてご紹介します。

【スラング英語の教科書】「kinda」の正しい意味と使い方

「kinda」の正しい意味

【スラング英語の教科書】「kinda」の正しい意味と使い方
「kinda」とは、「kind of」を口語的にくずした言い回しで、意味は「kind of」と同じで、「まあまあ、だいたい、どちらかといえば」になります。

良くも悪くも、「so-so」や「maybe」と並んで、日本人が好む表現と言われています。英語を話す場合でも物事を曖昧にしておきたい日本人には役立つフレーズです。

【例文】
「How was your exam in English class today?」

「Well, it was kinda OK. We were allowed to bring a note from class.」

訳「今日の英語のテスト、どうだった?」

「うーん、まあまあかな。ノート持ち込みOKだったから」

「kinda」の使い方

「kinda」は、はっきりとYes/Noを明言したくない場合に使われます。

アメリカ人であっても「kinda」は会話などでよく使うフレーズになります。

なお、kindaは完全に口語体なので、友達同士の気楽な会話やLINE、メッセンジャーなどのチャットでは使って問題ないですが、正式な書類や学校でのレポートなどに使うべきではありません。

そもそも「kind of」自体がとても曖昧な表現なので、公式の文書で「おおよそ、だいたい」を使いたい場合は「approximately」や「about」といった単語に置き換えるようにしましょう。

【例文】
「Do you have a girlfriend?」

「Well… kinda.」


「あなたって、彼女いるの?」
「うーん…まあね」

また、kind of には「~の種類」という意味がありますが、「kinda」はその意味で使われることはあまりないです。

たとえば、「that kind of liquor」(その種の酒)という言い方はありますが、「that kinda liquor」という言い方はしません。

その他のof省略表現

「sorta」

「sorta」は、「sort of」の省略形になります。

「a lotta」

「a lotta」は、「a lot of」の省略形になります。

「outta」

「outta」は、「out of」の省略形になります。

まとめ

【スラング英語の教科書】「kinda」の正しい意味と使い方
・一般的な「kinda」の意味

・「kinda」の使い方

・その他のof省略表現

出典
■Urban Dictionary
http://ja.urbandictionary.com/define.php?term=kinda