結婚詐欺被害に遭った、父の仇を脅迫で!この依頼を手始めに、“依頼が依頼を生む”脅迫の連鎖へ大発展。結末の「千川裁き」もホロリとさせて、「脅迫屋」とは思えない優しさを見せてくれます!
「脅迫」の連鎖反応!標的がクライアントへ!!
将来の首相候補と呼ばれている、新戸部文夫(袴田吉彦)が金坂 澪(武井 咲)の部屋に訪ねて来ました。新戸部は自分が世話になっている政界の黒幕・轟雄之助(近藤正臣)の孫である澪を、何かと気にかけているのでした。
澪の方でも、2年前のセントラル・ベイホテルの爆発火災の際に尽力した新戸部の事は好ましく思っていたのです。新戸部は特に用事があったわけではなく、「何かあったら連絡してきて」と名刺だけ置いて帰っていったのでした。
そんな、ある昼食事、澪(武井 咲)は大学の学食で脅迫屋の千川完二(ディーン・フジオカ)を見かけました。どうやら、澪と同じ大学に通う益子孝行(浅香航太)を脅迫しているようです。
内容は、「500万円を払わないと、母親のやっていた事をバラす」というモノでした。どうやら、益子の5年前に亡くなった母親は結婚詐欺師で、その被害者家族からの依頼のようです。すんなりと「払う」という事で話しはついたようです。
その益子は、今度は澪に千川を紹介してくれと言ってきます。用件はバイトをしているセントラル・ベイホテルで、「そこの支配人・戸田(東 幹久)を脅迫して、従業員の荻沼真希(南沢奈央)を自由にさせて欲しい」と脅迫するモノ。二人はセクハラまがいの不倫関係にあるようです。益子は荻沼に好意はあるようですが…。
千川には考える所があるようで、とりあえず益子への脅迫依頼は荻沼からだったとメンバーに告げました。彼女の父が、結婚詐欺の被害者だったのです。
その二つの依頼をクリアすべく、千川はホテルのトイレで戸田を押さえ込んで「荻沼真希を自由にさせないと、不倫をバラす」と脅迫しました。これで、まずひとつは解決と思いきや「荻沼がホテルを辞めないようにしたら、金は10倍払ってもいい」と言い出したのです。
ここに荻沼、益子、戸田の依頼がトリプルブッキングしたのでした。
暴かれる不倫の裏のカラクリ!
戸田が提示した500万円の報酬というのは異常だと踏んだ千川は、戸田の身辺を洗い出すよう指示を出しました。栃乙女(島崎遥香)がセントラル・ベイホテルのデータをハッキングした所、2年前の火災時の回収費用に1億円の使途不明金が存在する事が判明しました。
どうやら、着服の首謀者は支配人の戸田で経理の荻沼の仕業になるような細工をしていたのでした。この証拠は、澪が新戸部に頼んで揃えたのでした。
この秘密と引き換えに「荻沼を自由に」という益子の依頼を片付け、「辞めないように」という戸田自身の依頼も解決。500万円の報酬を得ます。そうなると、残りは益子が荻沼に支払う500万円のみという事になりますが、それを払う事はできませんでした。
アルバイトを掛け持ちしても、戸田と荻沼の“別れさせ代”の50万円しか作れなかったのです。
意外と情にもろい「脅迫屋」の面々
そもそも荻沼が500万円を要求したのは、父が残した借金の返済のためでした。益子の努力は認めても、チャラにはできないのです。そこで男気(栃乙女は女性ですがw)を見せたのが千川でした。戸田からの報酬500万円を益子に渡し、「これはあくまで貸すんだからな。何年、何十年、孫の代になって返してもらうからな」。
それを聞いた荻沼は「二人で返していきますから、そんなにかかりません」と、涙ながらに宣言したのでした。最初は偶然バイトに来た詐欺師の息子・益子を懲らしめる意味で恐喝を依頼したものの、その真面目さに惹かれていったようです。益子も荻沼に好意を抱いていたのは、依頼から分かりますよね。ホロリとした感じで、締めてくれました。
この千川の「大岡裁き」でジ・エンドです。結構、人情味があるんですね、千川サン!栃乙女が澪に言った「恐喝は悪い事かも知んないけどさ、アイツはアイツで考えてやってるよ」というセリフが印象的でした。
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