トーテムです。
今回はリスニングについて、その攻略法を紹介します!
新形式が導入されてそれぞれの出題数・形式に若干の変更がありますが、今回はPart1と2、Part3と4の、2つに分けて紹介していきます。
目次
Part1とPart2は満点を目指す!
Part1とPart2に関していえばできれば落としたくない、もしくは間違えても2、3問に抑えることが大切だと思います。
Part1
Part1は写真を見て答える問題で、問題文や選択肢の文は載っていません。
なので、写真をパッと見てその写真の情報を把握しましょう。
Part1に出てくる写真は大きく分けて二つの種類があります。
それは人物が登場している写真と人物がいない風景写真です。
人物がはっきりと映っている写真では多くの場合、その人に関する情報が質問になってくることが多いです。
風景写真ではたまに中央ではっきりと映っているものに関してではなく、端に移っているものが答えの時があるので、どこに何が(どういう状態で)あるのかはっきり質問が来る前に確認しましょう。
ここでまず注意してほしいのが動詞です。
動詞を判別するだけである程度答えがわかるときがあります。
このとき、似た発音の動詞には注意しましょう(例:walkとworkなど)。
すべてのPartで言えることなのですが、迷ってしまったらとりあえず選択して次の質問に備えましょう。
長考してしまうとズルズルと以降の問題に影響してくるので、わからなかったときや微妙な時こそさっと選択してしまいましょう。
Part2
Part2は相手の質問への受け答えですが、選択肢は3つしかありません。
まして、疑問詞が最初に来たのなら多くがラッキー問題です。
例えば、How long ~?の質問が来た場合、すぐに「期間に関する答えを選べばいいんだな」という風になります。
他の2つの答えが「Yes, ~」や、場所に関する受け答えなら一発で判断できると思います。
Part3とPart4の攻略
Part3 まずは登場人物をはっきりと理解する
Part3は複数人(2人か3人)の会話を聞き、それに関して答える問題です。
このPartから答えの選択肢に関する文章があります。
TOEICの答えは会話の流れ通りに問題が進んでいき、加えてPart3では複数人の人が話すので、まずは誰がどういう名前か、もしくは単純に男性が話しているか女性が話しているかすぐに判断しましょう。
そうすると、問題の答えがいつ来るか予想できます。
また、いくつかの問題では「この会話がどこで行われているか」もしくは「この会話は何のことについてか」が最初に来ます。
これがわかれば、残りの2つの問題で「これは絶対にない」という選択肢が出てくることがあるので、会話の最初で状況をある程度把握できるようになりましょう。
この考えは次のPart4でも重要になってきます。
Part4 質問文が流れる前にできるだけ問題文を理解する
Part4は一人だけが話しその内容に関して選択する問題ですが、これはPart3から人数が変更しただけで形式は似ています。
ただ、このPart4では問題用紙に描かれている図に関する問題が出てくることがあります。
Part3同様のアドバイスになりますが、高得点を取るにはいかに早く問題文と選択肢を理解できるかというところになります。
したがって、リスニングセクションであるものの、速読といったリーディングのスキルも持ち合わせる必要があります。
ただ、問題ごとの隙間の時間が短いので、少なくとも問題文だけは把握するようにしておきましょう。
何度も言いますが、自信がない問題、2択で悩んでいる問題をいつまで考えても仕方がないので、そういう時は即断してしまいましょう。
そこで迷う時間があるならば、次の問題に向けて音声が始まる前に問題文、選択肢の文を把握するように心がけてください。
各Partの2つ視点から見た重要度
以上がTOEICのリスニングに関するヒントになります。
では、高得点を取るにはどのPartが重要になってくるのでしょうか?
Partごとの質問数であれば、Part3が39問で一番多いので、点数を稼ぐ重要なポイントであると思います。
しかし、正解率に関していえば、Part1とPart2はできるだけ落としてはいけないPartになります。
このPart1とPart2はリスニングの基礎中の基礎であるので、これを落としてしまうと、残りのPart3とPart4でも高得点を狙うのは困難になってきます。
なので、いくら問題数が少ないといえども、スタートにあるPart1が大切になってくると思います。
皆さんが高得点を取れるように願っています。
次回の記事ではリーディングの攻略法について紹介していきます。