【続編製作までに知っておきたい!】ドラマ「プリズンプレイク」の隠された事実14選【ネタバレ】

プリズンブレイクのシーズン1が放送されてから10年以上が、そして悲惨なフィナーレからは6年以上が経った。そんなプリズンブレイクは世界中で大旋風を巻き起こしたドラマだ。
そんなプリズンブレイクの続編が2016年4月から撮影が開始され、2016年~2017年にかけてアメリカで放送される予定です。

刑務所というのは、作品の舞台としてずっと人気がある。「大脱走」や「ショーシャンクの空に」が証明したように観客は、登場人物が逃げてはいけない場所から大胆に脱走するのが大好きだ。プリズンブレイクはこのコンセプトを、4シーズンにわたり守ってきた。現在では、Netflixの女性メインの「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」が監獄モノを席巻している。
それでもなお、マイケル・スコフィールドや、リンカーン・バローズとその仲間と比べられるキャラクターはいない。天才、マッチョ、根っから悪いやつ、そしてティーバッグ。愛すべきスクレに、冷酷なマホーン、ドジのベリック、そしてもちろん、狂ったヘイワイヤー。刑務所の壁の中でも外でも、最高のシーンが繰り広げられる。
だから、ここではシリーズの最高のシーンを思い出してほしいと思う。これからプリズンブレイクについてあなたが知らない、14のヤバいことを紹介していく。少しでも違う決定がされてたら、全然違うプリズンブレイクになっていたかもしれない。

【続編製作までに知っておきたい!】ドラマ「プリズンプレイク」の隠された事実14選【ネタバレ】

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14.フォックスリバーは本物の刑務所が使われている

【続編製作までに知っておきたい!】ドラマ「プリズンプレイク」の隠された事実14選【ネタバレ】
大体のドラマでは、本物の刑務所は外観だけで、中はセットを作る。しかしプリズンブレイクではシーズン1の大半を、ある刑務所で撮影した。その刑務所、ジュリエット刑務所は2002年に閉鎖され、受刑者はその地域のほかの刑務所に移された。
リアルな雰囲気を出すために、独房も病棟も庭も、この刑務所の一部を使っている。しかし、ジョリエット刑務所は2階建てだったので、3階建てに見えるように増築しなければならなかった。独房は撮影には狭く、ときにはカメラを入れるために、壁がしばしば取り払われたこともあった。
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13. レギュラーの中で、受刑者になったことがないのは二人だけ

【続編製作までに知っておきたい!】ドラマ「プリズンプレイク」の隠された事実14選【ネタバレ】
プリズンブレイクの4シーズンで、17人のキャストがレギュラーとして登場するが、その中で受刑者にならなかったのはベロニカ・ドノバンとソフィア・ルーゴの二人だけだ。二人はシリーズを通して何度も危ない目にあうが、ついに捕まらなかった。
【続編製作までに知っておきたい!】ドラマ「プリズンプレイク」の隠された事実14選【ネタバレ】
二人とも、一度は人質に取られている。ベロニカはテレンス・ステッドマンの致命的な秘密を発見して殺される。ソフィアはシーズン3でグレッチェンに捕まるが、最後まで生き残り、やられなかった唯一の登場人物となる。

12. マイケルのタトゥーは、推定200万円

12. マイケルのタトゥーは、推定200万円

マイケル・スコフィールドの全身を覆うタトゥーは、プリズンブレイクで最も象徴的かもしれない。このタトゥーは舞台であるフォックスリバー州立刑務所の設計図になっている。このタトゥーは芸術的であり、作品を通して脱走のカギを握っている。
プリズンブレイクのファンには、このタトゥーを小さくしたものを作ってもらいに行った人もいるはずだ。しかし、マイケルのタトゥーを彫ったトムバーグによれば、これを高水準で彫るには4年と約200万円がかかる。その代わりに、マイケル役のウェントワースミラーは4時間以上をかけてタトゥーをメイクされていた。

11. サラタンクレディは一度消え、―そして戻ってきた

サラ・タンクレディ医師の死は、マイケル程ではなくとも、誰にとっても落胆するものだった。彼女を演じたサラ・ウェイン・キャリーズに、契約の問題が起きなければ、彼女は死ななかったのだ。ファンも、原作者も、キャリーズ自身も続けることを望んだが、舞台裏で起こっていた複雑な問題のせいで、サラの首は箱に詰められて、リンカーンに送られてしまった。
サラはシーズン3では人質に取られていた時の古い写真でしか登場しない。しかし、サラの死に対するファンの怒りが頂点に達したので、シーズン4ではレギュラーとして復帰することが決められた。箱の中の首は他の受刑者のものだったということになった。

10. サラは実際はもっと早く死ぬ予定だった

【続編製作までに知っておきたい!】ドラマ「プリズンプレイク」の隠された事実14選【ネタバレ】
サラはドラッグの使用過多で、シーズン1で死ぬ予定だった。しかし、サラは回が進むにつれ人気が出てファンがついたので、予定は変更された。
ベロニカを演じたロビン・タニーは他の作品に移りたかったので、サラは生きていなければならなかった。マイケルとサラがカギを握る役割を演じていて、ベロニカのショッキングな死がある現在が違う展開になっていたことは、想像が難しい。

9.登場人物が役者の都合で殺された

【続編製作までに知っておきたい!】ドラマ「プリズンプレイク」の隠された事実14選【ネタバレ】
ロビン・タニーの他にも時期尚早で死んだり、舞台から姿を消したりした登場人物がいる。通称トゥイーナーのデイビッド・アポルスキスを演じたレイン・ギャリソンは、マーク・ウォールバーグと共にザ・シューター/極大射程に出演するために重要なトゥイーナー役を辞めた。

【続編製作までに知っておきたい!】ドラマ「プリズンプレイク」の隠された事実14選【ネタバレ】
テレンス・ステッドマンの役は、はじめジョン・ビリングズリーに演じられていたが、ジョンが「The Nine」を演じることで忙しくなったので、後にジェフ・ペリーが演じることになった。
【続編製作までに知っておきたい!】ドラマ「プリズンプレイク」の隠された事実14選【ネタバレ】
ナディーン・ベラスケスは「マイネーム・イズ・アール」の撮影前の間のみスクレの彼女を演じ、この役はすぐにマリクルーズ役であるカミーユ・グアティが引き継ました。
【続編製作までに知っておきたい!】ドラマ「プリズンプレイク」の隠された事実14選【ネタバレ】
「シーノート」を演じたロックモンド・ダンバーはもともと二話の間のみ出演する予定だったが、レギュラーに昇格した。

8. 番組の起源を巡ってフォックスが訴えられた

1960年代に、16歳の弟ロバートが入所した2ヶ月後に当時20歳の兄のドナルド・ヒューズ脱獄を計画し逃亡を手伝い、働きながら4年間の逃亡生活を2人で送っていた。プリズンブレイクに似ていないだろうか?この兄弟はロバートとドナルドのヒューズ兄弟で、自らの経験を原稿にして2001年にフォックスに送った。
2005年にプリズンブレイクが生まれ、一年後にヒューズ兄弟はフォックスに対し訴訟を起こしたが、何も立証されなかった。

7.キャラクターは大統領や、なんとあったかい飲み物から名前をとった

【続編製作までに知っておきたい!】ドラマ「プリズンプレイク」の隠された事実14選【ネタバレ】

リンカーン・バローズとセオドア・バッグウェルは、エイブラハム・リンカーンとセオドア・ルーズベルトではないか?プリズンブレイクの主要な二人の登場人物がアメリカ大統領にちなんで名づけられたのが、ただの偶然だなんてありえるのか?そうではない。マイケル・スコフィールド、ベンジャミン・マイルズ・フランクリン、アレクサンダー・マホーンはそれぞれ政治家のエドワード・スコフィールド、ベンジャミン・フランクリン、ウィリアム・マホーンにちなんで名づけられている。

一方でポール・ケラーマンの苗字は、ジョン・F・ケネディが暗殺されたときの警護をしていたロイ・ケラーマンにちなんでいる。
シーズン3について言えば、ティーバッグとスクレはソナでレチェロに出会った。スクレはフランス語で砂糖であり、レチェロはスペイン語で牛乳を届ける人だ。ティーバックと砂糖と牛乳を合わせれば、素敵な温かい飲み物になるよね。

6.ポープ所長は、現実で囚人だった

【続編製作までに知っておきたい!】ドラマ「プリズンプレイク」の隠された事実14選【ネタバレ】

なんという皮肉だろう。作品中で最も看守の経験がある男ポープ所長を演じたステイシー・キーチは、1984年に1.3オンスのコカインを所持していたことで9ヵ月服役している。
彼は6か月後に釈放され、イギリスの刑務所からアメリカに返された。このとき彼は、他の人に薬物乱用の深刻な危険性について伝えることを誓った。プリズンブレイクの役を演じることになった時、実際に自分を担当した看守をイメージしたそうだ。

5.D.B.クーパーは実話だった

チャールズ プリズンブレイク
シーズン1のほとんどは、フォックスリバー刑務所の模範囚チャールズ・ウエストモアランドの陰謀についての話だった。チャールズは実際は有名な強盗D.B.クーパーではないかといううわさが強かった。チャールズはシーズン1で消えるときに、マイケルに100ドルのメモと隠し持つ資産のシリアルコードを示し、実際は100万ドルではなく500万ドル持っていると言ったが、場所は明らかにならなかった。

D.B.クーパーの実話では、ハイジャックのために爆弾をちらつかせ、パイロットに乗客を全員解放できる場所に着陸するよう命じ、食料と20万ドルを要求し、北ポートランド付近でお金と共に飛び去った。その後彼を見たものは誰もいない。

4.ウェントワース・ミラーは収録1週間前に採用された

マイケル役で引っ張るウェントワース・ミラー抜きのプリズンブレイクを想像することは不可能だ。ミラーは象徴的なキャラクターで、今日テレビの伝説として残っているが、実はミラーは危うくその役を逃すところだった。
【続編製作までに知っておきたい!】ドラマ「プリズンプレイク」の隠された事実14選【ネタバレ】
サラ・ウェイン・キャリーズは最初にキャストに選ばれたが、ミラーのオーディションは収録が始まる一週間前まで行われなかった。ジョニー・メスナーとエリック・デインはリンカーンを演じるフロントランナーだったが、制作指揮陣はどちらにするか選べず、最終的にドミニク・パーセルを見つけ採用した。

3.プリズンプレイクの放送が13の刑務所で禁じられた

プリズンブレイクはフィクションにもかかわらず、自由のために脱獄する方法がリアルで具体的だ。ハリウッドで収録されただけあり、収監された人が実際にドラマで演じた方法を使ったり脱走しようと思ったりする要素が確かにある。

アメリカでは13の刑務所で放送が禁止され、DVDは他の国で非公式に流通が禁じられた。誰が実際にプリズンブレイクからインスピレーションを得るかは分からないが…

2.ジョン・ゲイシーの独房でも撮影が行われた。

【続編製作までに知っておきたい!】ドラマ「プリズンプレイク」の隠された事実14選【ネタバレ】
作品の大半は刑務所内で撮影された。そのうちの一つの独房は有名な連続殺人鬼、ジョン・ゲイシーの独房だ。シーズン1ではリンカーンがこの独房を使っており、スタッフの何人かは不快を感じたり、独房に入らなかったりしたという。しかし、リンカーン役のパーセルは、撮影に最も向いた場所だとした。
ゲイシーは33人を殺害し、他にも数々の暴力的な重罪を犯した。その際には、普段子供たちの誕生日パーティー等で用いるピエロの恰好をしていた。

1. プリズンブレイクはスピルバーグの小作品になる予定だった

【続編製作までに知っておきたい!】ドラマ「プリズンプレイク」の隠された事実14選【ネタバレ】
フォックスの意思決定が、作品全体の雰囲気を変えることがある。プリズンブレイクは当初2003年に放送される予定だったが、放送局がシリーズの続行に自信がなかった。しかしながら、HBO系列のシリーズの、10パートの小作品にすることが提案された。
もっと驚くべきことは、スティーブン・スピルバーグがこのプロジェクトに興味を持ち、ブルース・ウィルスがこの作品に抜擢される予定だったが、この案はプリズンブレイクがLOSTや24に続くブレイクを起こす前に消えてしまった。

【プリズンブレイク新シーズン予告】

まとめ

【続編製作までに知っておきたい!】ドラマ「プリズンプレイク」の隠された事実14選【ネタバレ】

 

14.フォックスリバーは本物の刑務所が使われている

13. レギュラー出演者の中で、受刑者になったことがないのは二人だけ

12. マイケルのタトゥーは、推定200万円

11. サラタンクレディは一度消え、―そして戻ってきた

10. サラは実際はもっと早く死ぬ予定だった

9.登場人物が役者の都合で殺された

8. 番組の起源を巡ってフォックスが訴えられた

7.キャラクターは大統領や、なんとあったかい飲み物から名前をとった

6.ポープ所長は、現実で囚人だった

5.D.B.クーパーは実話だった

4.ウェントワース・ミラーは収録1週間前に採用された

3.プリズンプレイクの放送が13の刑務所で禁じられた

2.ジョン・ゲイシーの独房でも撮影が行われた

1. プリズンブレイクはスピルバーグの小作品になる予定だった

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