日本語のネットスラングで「喪女(もじょ)=モテない女性」という言葉があるそうですが、実は英語にも”mojo”(モジョ)という同じ発音の単語があります。
あまり英語らしくないこの単語は一体どんな意味なのでしょうか?
今回はmojoというスラングをご紹介します。
「mojo」の正しい意味
このmojoという単語の基本的な意味は「物や人にもともと備わっている力」。
そこから転じて「麻薬・勢力」という意味で以前は使われていましたが、最近では「パワー・生命力」といった神秘的なものといったニュアンスで使われています。
「mojo」の正しい使い方
He was on the mojo.
(彼は麻薬中毒だった)
I’ve lost my mojo! What I’m suppose to do!
(パワーがなくなった!どうしよう!)
I don’t think he’ll ever love me.
(彼は私のことを愛してくれたことなんてないの)
Just use some of your mojo!
(君の力を発揮しなよ!)
※この場合はセックスアピールをする=色気で迫る、といったニュアンス
「mojo」の言葉の由来
20世紀ごろブードゥー教信者が持っていた魔除けのお守り(mojo)がアメリカの黒人音楽に歌詞として取り入れられるようになったのが始まり。
それがだんだん日常的な英語となりアフリカ系アメリカ人の間で使われるようになり、次第に意味を広げて多くの人に使われるようになりました。
関連語
Curious power
不思議な力
Show me your curious power!
(君の不思議な力を見せて!)
Mystical
神秘的な
I feel something mystical with this mountain.
(この山には何か神秘的なものを感じる)
Good luck charm
お守り
I’ll give you a good luck charm.
(お守りあげる)
今回は宗教が由来のmojoという英単語をご紹介しました。
お読みいただきありがとうございました。