【フィリピン語(タガログ語)の教科書】ジプニーに挑戦

日本からたった4時間半で行ける南国フィリピン。

最近では格安で英語を学べるフィリピン留学の人気も高まってきています。

ひとたびフィリピンへ足を踏み入れると、きれいな海やおいしい料理、フレンドリーなフィリピン人達が出迎えてくれ、その魅力にどっぷりはまってしまうこと間違いありません!

フィリピンを何倍も満喫できるよう、私がフィリピン・マニラでマスターした絶対使えるタガログ語を紹介したいと思います。

乗り物に挑戦してみよう

フィリピン、特に首都のマニラはタクシー、バス、鉄道、ジプニー、トライシクルと交通機関が充実しています。

行き先や状況に合わせて、色んな乗り物を体験してみるのもおもしろいです。

その中でも、便利でフィリピン文化を1番感じられるのがジプニーです。

ジプニーに乗ろう

ジプニー
お手軽な運賃で(約20円~)、様々なルートを24時間走っているのがジプニー。

ルート上であれば乗りたい所で乗せてくれ、好きな所で降りることができます。

私は毎日のように通勤で利用していました。

ジプニー運転手のほとんどが英語を話せませんので、頑張ってタガログ語で挑戦してみましょう!

1.行き先を確認 → 手をあげる

ジプニーのフロントガラスには行き先が書かれたボードが貼られているので、まずはどこ行きのジプニーかを確認しましょう。

手をあげるとジプニーを止めてくれるので、目的地に行けるか聞いてみましょう。

なお、タガログ語の読み方をカタカナで表記しています。

アクセント部分を太字にしているので、発音する時に意識してみてください。

“Kuya!” (ク
「運転手さん!」

直訳だと「お兄さん」です。

男性は年齢問わず”kuya”と呼びかけることができます。

女性の運転手は今まで見たことはありませんが、運転手の隣で奥さんが運賃担当や客の呼び込みをしていることがあります。

“Ate!” (ア
「お姉さん!」

年齢問わず、女性に呼びかける時は”ate”を使いましょう。

“Dadaan ba kayo sa ○○?” (ダアン バ カ サ ○○)
「○○まで行きますか?」

このままだと長くて難しいので、簡単に省略しても運転手さんには伝わります。

“Sa ○○?” (サ ○)
「○○行きですか?」

“Opo.” (ポ)
「はい。」

“Hindi po.” (ヒンディ ポ)
「いいえ。」

“Salamat po.” (サーマット ポ)
「ありがとうございます。」

ジプニーのルートを把握していて目的地に行けることがわかっているようであれば、運転手と会話せずに、手を挙げて止まったジプニーに乗り込んで大丈夫です!

2.運賃を渡す

フィリピンペソ
目的地までのジプニーが見つかったら、後ろから乗り込みます。

直接近くでやり取りができる、運転手の近くに乗ることをおすすめします。

運賃を払うタイミングは特に決まっていませんが(降りるまでに払ったらOKです)、トラブルを避けるためにも乗ったらすぐ払った方が良いです。

時間をあけてしまうと、運転手とどこから乗ったのか交渉しなければいけなくなるかもしれませんし、混み合ったジプニー内で財布を出してお金を準備するのは大変で危険です。

私はジプニーに乗る前に、必要な分の小銭をポケットの中に入れていました。

では、タガログ語で運賃を確認してみましょう。

“Magkano po?” (マッーノ ポ)
「いくらですか?」

尋ねると運転手から必ずどこまでか聞き返されるので、目的地を答えましょう。

“Saan?” (サン)
「どこまで?」

支払うときに必ず言うフレーズがあります。

“bayad po.” (ヤッド ポ )
「支払いです。」

乗客間で運賃を運転手まで届ける仕組みになっているので、バケツリレーのように運賃回しに協力しましょう。

事前に支払う金額がわかっている時は、運転手にいくらか尋ねずにBayad po.と言って運賃を渡して大丈夫です。

“Bigyan ninyo ako ng sukli.” (ビッグン ニニョ ア ナン スックリ)
「おつりをください。」

“Kuya, one peso, please.” (ク, ワン ソ, プリーズ)
「運転手さん、1ドルください。」

お札での支払いを受け付けてくれない運転手さんもいます。

トラブルを避けるためにも大きい金額で支払うのではなく、おつりが少額になるようにまたはおつりがでないように小銭での支払いをおすすめします。

3.ジプニーから降りる

降りたい場所に来たらジプニーの天井についているヒモを引っ張り、大きな声で下車を伝えましょう。

“Para po!” (ーラ ポ)
「止めてください。」

“Kuya, Para.” (ク, ーラ)
「運転手さん、降ります。」

声が届かなかったりタガログ語が伝わらなかったりした時は、周りの乗客がきっと助けてくれると思います。

降りるときは天井に頭をぶつけてしまわないように気を付けてくださいね。

南国の空

まとめ

ジプニーをマスターするとどんな所にもお手頃に行くことができてとても便利です。

始めは緊張しますが、慣れるとジプニー乗車が楽しくなってきますよ!

フィリピンではぜひ、ジプニーに挑戦してみて下さい。

フレーズ一覧

“Kuya!” (ク
「運転手さん!」

“Ate!” (ア
「お姉さん!」

“Dadaan ba kayo sa ○○?” (ダアン バ カ サ ○○)
「○○まで行きますか?」

“Sa ○○?” (サ ○○)
「○○行きですか?」

“Opo.” (ポ)
「はい。」

“Hindi po.” (ヒンディ ポ)
「いいえ。」

“Salamat po.” (サーマット ポ)
「ありがとうございます。」

“Magkano po?” (マッーノ ポ)
「いくらですか?」

“Saan?” (サン)
「どこまで?」

“bayad po.” (ヤッド ポ)
「支払いです。」

“Bigyan ninyo ako ng sukli.” (ビッグン ニニョ ア ナン スックリ)
「おつりをください。」

“Kuya, one peso, please.” (ク, ワン ソ, プリーズ)
「運転手さん、1ドルください。」

“Para po!” (ーラ ポ)
「止めてください。」

“Kuya, Para.” (ク, ーラ)
「運転手さん、降ります。」