【英語で「ダイエット」】「diet」の正しい意味と使い方 – その他人気の新年の抱負

毎年、1月には日本でもアメリカでも、新年の抱負を考えます。

英語で新年の抱負は“new year resolutions”と言います。

その中でも、日本とアメリカの両国で多いのが、「ダイエットをする」(体重を減らす)です。

英語の”diet”には多くの意味がありますが、どのように使われているのでしょうか?

今日は「ダイエットする」と人気の新年の抱負の英語表現を紹介します。

「diet」の正しい意味と使い方

ダイエット 英語

日本語のダイエットは、体重減少のための努力(食事制限、運動)を表します。

英語でdietは、「飲食物」を意味します。

「food」が食べ物一般を指し、「meal」が、朝食、昼食、夕食など食事を指します。

「diet」は、特別な食事、食べ方(ベジタリアンフードなど)、健康のための飲食物を意味します。

特に肥満が問題化するアメリカでは、体重を落とし健康になるための飲食物や食事法が最近の「diet」のイメージです。

例1
“A vegetarian diet”
(ベジタリアンフード)

例2
“This is a balanced and nutritional diet.”
(これはバランス良く、栄養価の高い食事です。)

例3
“I am on a diet.”
(食事制限中です。)

具体的なダイエット法を言いたいときは、dietの前にその方法をつけてください。

例1
“I am on a low-carb diet.”
(炭水化物ダイエット中です。)

例2
I am on a yogurt diet.
(ヨーグルトダイエット中です。)

例3
I am on no snack diet.
(間食禁止ダイエット中です。)

「ダイエットする」の英語での言い方

ダイエット 英語

では、日本語のダイエット(体重減少のための努力)は英語で表現されるのでしょうか?

“lose weight”が「体重を減らす」の一般的な言い方です。

例1
“I want to lose weight.”
(体重を減らしたい。)

例2
“I want to lose 10 kilograms.”
(10キロ痩せたい。)

運動するは、「exercise」と「workout」などがあり、動詞と名詞のどちらでもよく使われます。

exerciseは、ジョギング、ウオーキング、腕立て伏せなどの運動です。

例3
“I need to exercise in order to lose weight.”
(体重を減らすため、エクササイズが必要です。)

workoutは、アメリカ人がよく通う、「スポーツジムなどでの運動」のことで、こちらのほうがexerciseより激しい運動のイメージです。

例4
“I am going to work out in order to lose weight.”
(体重を減らすために、運動をするつもりです。)

例5
A: ”What is your new year resolution?”
(あなたの新年の抱負は?)
B: ”I am going to lose my weight. I am going to be on a healthy diet. I am going to exercise everyday.”
(体重を減らすつもりです。健康的な食事をします。毎日運動をします。)

新年の抱負を英語で言ってみよう

ダイエット 英語

日本で人気の新年の抱負は英語でどのようにいうのでしょうか?

結婚する

「結婚する」は”marry”か”get married”です。


“I want to marry.”
“I want to get married.”
(結婚したい)

marry、get married にはwithがつきませんので注意してください。


“I want to marry with him.”
(わたしは彼と結婚したい。)

お金をためる

“save money” という言い方が、一般的です。


“I want to save money.”
(お金をためたいです。)

または”spend less money”「より少ないお金を使う(お金を節約する)」という言い方もできます。


“I am going to spend less money on my food.”
(食べ物に使うお金を節約します。)

仕事を頑張る

”work hard” がよく使われます。


“I am going to work hard more at my company.”
(会社での仕事をもっと頑張ります。)

他には”learn”も新年の抱負に使えます。


“I am going to learn English again.”
(英語を、再び習うつもりです。)

プライベートを充実させる

アメリカでは、”spend more time ~”(~に使う時間を増やす。)という言い方が、新年の抱負で使われます。

例1
I am going to spend more time with my family.
(家族と過ごす時間を増やすつもりです。)

例2
I want to spend more time on my hobby.
(趣味に使う時間を増やしたい。)

TOEIC のスコアを上げる

“improve”(直訳で「改善する」)が使えます。

例1
“I am going to improve my TOEIC score.”
(TOEICの得点をあげるつもりです。)

例2
“I want to improve my TOEIC score from 600 to 700.”
(TOEICの得点を600から700まで伸ばしたいです。)

英検に合格する。

合格するは、”pass”です。


“I want to pass the Eiken Grade 2.”
(英検2級に合格したいです。)

もちろん、英検だけでなくその他の試験合格にも使えます。


“I am going to pass the CAP exam.”
(会計士試験に合格するつもりです。)

アメリカで人気の新年の抱負は?

ダイエット 英語

アメリカで人気の新年の抱負は、日本と似たような”eat better”(バランスのいい食事)、”exercise more”(たくさん運動する)、”save money”(お金をためる)ですが、この他にもいくつかユニークなものを紹介します。

新しい仕事を見つける

インターネットにより変わる日本の労働市場ですが、現在でも昔からの終身雇用でサラリーマンの強い会社への忠誠心があります。

アメリカは転職と解雇が盛んです。転職により、昇給、出世をします。

また、いつ解雇されるかもしれず、会社を信用しません。

そんなことから”Get a new job”「新しい仕事を見つける」は人気の新年の抱負です。

社内で昇級したい場合は”get a promotion”で、”get promoted”は昇級するです。


“I want to get promoted.”
(昇級したいです。)

本を読む

インターネットの普及により、紙の本を読む習慣がなくなりつつと思ったら、今でも本をもっと読みたい人は多いようです。

もちろんeBookなどといった電子書籍も普及しています。

Kindleなどの電子リーダーは”eReader”、”E-reader”と表されます。


“I want to read ebooks on my eReader.”
(電子リーダーで電子書籍を読みたいです。)

禁煙

やはり、タバコを辞めたい人は多いです。

Googleで、”quit smoking”「禁煙」を検索ワードで入力すると、いろいろな禁煙法が紹介されています。

人気があるのが、”cold turkey method”(コールドターキー法)です。

“cold turkey”とは、麻薬や喫煙などの悪い習慣を意味します。

ただ、喫煙が悪い習慣のトップということで、”quit cold turkey”でタバコをやめると解釈されることが多いです。

その方法は、タバコをやめる日を決めてその日にきっぱりとタバコをやめること、つまり断煙です。

まとめ

ダイエット 英語

毎年1月といった年の始めに多くの目標が建てられます。

しかし、残念ながら守れない人が大半です。

なおアメリカ人の大半は新年の抱負を守れていないとのことで、守れない新年の抱負を”broken new year resolutions.”と言ったりしています。

結局、仮定法を使うことになるようです。


“I wish I could quit smoking.”
(タバコをやめられたらいいのに)

たしかに、新年の抱負を守るのは大変ですが、達成したら充実感があります。

英語の勉強もTOEICスコアをアップすることなどを、目標にしている人も多いと思います。

今年もがんばりましょう。