世の中には何気なく使う和製英語で溢れています。
カタカナで書いてあると、英語っぽいなーと思ってしまいますが、実際に英語を話す人に使ってみると、「???」という顔をされてしまうこともしばしばあります。
そこで今回は代表的な和製英語の例をご紹介していきます。
通じない和製英語!食べ物編
ピーマン
スーパーでよく見るピーマン。
実は、ピーマンでは通じません!
英語では、”green pepper”と呼ばれます。
また、黄色や赤色のパプリカ。
英語でパプリカ”paprika”というと粉状のパプリカパウダーを指します。
黄色のパプリカは”yellow pepper”、赤のパプリカは”red pepper”と言います。
青ネギ
ネギは皆さんもご存じ”onion” 。
なので青のブルーを付けてブルーオニオンと言いたい所ですが、英語では”green onion”が正解です。
その他にもこのようなものはそのままでは通じません。
正解は右側の通りです。
・パン:Bread
・アメリカンドッグ:Corn dog またはPogo
・ナポリタン:Ketchup flavoured pasta
・フライドポテト:French fries
・ハンバーグ:Salisbury steak
・バイキング:All you can eat または Buffet
逆に日本語で通じてしまう物
最近では海外でも多数の日本食料理店を見かけるようになりました。
そして、日本食はヘルシーだとテレビでも紹介されるようになり、多くの人が日本の食べ物に関心を持つようになっています。
そのせいか、町中で日本の食品をよく見かけるようになりました。
北米のスーパーなどに売られている物で、日本語のままの商品が多数あります。
そのいくつかの例を挙げてみます。
・Tofu(豆腐)
・Miso(味噌)
・Okra(オクラ)
・Shiitake(シイタケ)
・Enoki(エノキ)
・Edamame(枝豆)
・Ramen(ラーメン)
・Umami (あの旨味成分の事です。お料理番組でよく耳にするようになりました。)
・Teriyaki(照り焼き)
・Tempura(天ぷら)
・Panko(パン粉)
無理に英語に訳さなくても、日本語で通じてしまいます。
まだまだあります!通じない和製英語
ハイタッチ
若者がよく使うジェスチャー”ハイタッチ”。
英語では”High five”と呼ばれます。
“Give me five!” / “High five!” と言ってハイタッチをもらいましょう。
また、”High five!” と言われて、何もしないでいると、
“Don’t leave me hanging!”
(手を挙げて待っているのに、ほおっておかないでよ!)
と、催促されますので、返してあげるようにしましょう。
ドンマイ
人を励ます場合になどに使われるドンマイと言う言葉。
これも和製英語です。
英語の”don’t mind”という表現には、全く励ますような意味はありません。
代わりに、
“No worries.”/ “Don’t worry about it.”
(気にするなよ。)
“It’s not a big deal.”
(たいした事じゃないさ。)
“Better luck next time!”
(次はもっとうまくいくよ!)
と言って励ましてあげましょう。
クレーム
英語のクレーム”claim”とは、証拠なしに~が本当であると主張する、または当然のこととして~を要求(請求)するという意味です。
例文を挙げると、
”She claims to have seen a ghost, but I don’t believe her.”
(彼女はお化けを見たと主張するが、私は彼女の事を信じない。)
といった感じです。
日本でいう、お客様からの苦情という意味の場合は、”complaint”(名詞)、”complain”(動詞)という言葉を使いましょう。
“I had a complaint from a customer about the undercooked chicken.”
(お客様から、鶏肉に火が通ってないと苦情が来た。)
“He complained that the airline lost his luggage.”
(彼は、飛行機会社が彼の荷物を紛失したと苦情を言った。)
以上、和製英語の一部を挙げてみました。
皆さんの英会話のレベルアップにつながればと思います。
それでは、”High five!”