smartphone(スマートフォン)は今や多くの人に使われている高機能な携帯電話のこと。
このsmartという単語に隠された意外な意味をご存知ですか?
今回はsmartの意味と使い方について見ていきます。
目次
「smart」の正しい意味
smartは「頭の良い」「賢明な」という意味もありますが、ネイティブスピーカーの間では「悪賢い」「生意気な」「ずるい」というネガティブな意味で使われることも多いです。
「smart」の正しい使い方
What did you say!? Don’t get smart!
(なんだって!?生意気言うな!)
You’re soooooo smart.
(まぬけだな)
You look like 60.
(60歳ぐらいに見えるよ)
Don’t be a smart. I’m 30.
(失礼だな。30歳だよ)
「smart」の言葉の由来
Oxford English Dictionary によると「smart」はドイツ語語源の中期英語「smeortan」が語源。
この「smeortan」は「痛みを伴う」という意味の単語で、そこから「keen」(鋭い)「brisk」(頭が切れる)という意味に転じ「賢い」という意味になりました。
マイナスな意味については英語ではプラスの言葉を使ってマイナスなことを嫌味っぽく表すことがあり、このsmartもそのような使われ方が定着したと考えられます。
例えばネイティブスピーカーがperfect!と最悪なときに言ったりしますよね。それと同じです。
関連用語
bright
意味:賢い(生まれつき頭が良いイメージ)
She is a bright person.
(彼女は賢い)
意味:要領が良い
I’m sure it takes little time, because he’s a smart cookie.
(そんなに時間かからないと思うよ。彼、要領良いから)
intelligent
意味:頭が良い
My sister is intelligent.
(わたしの妹は頭が良い)
clever
意味:賢い(マイナスイメージでも使われる)
She was flattering to her boss again. She is clever.
(彼女また上司にお世辞言ってたよ。ずる賢いね)
いかがでしたか?
今回はsmartというネイティブスピーカーによく使われるスラングをご紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございます。