フィリピンには歴史ある建造物から新しい近代的な建物まで、様々な文化・宗教・歴史を感じる建物が混在しています。
同じフィリピン国内であっても、スペイン統治下に作られた街の中を歩くと、まるでヨーロッパに来たかのような感覚になります。
住宅街に入ると、人の温かみを感じる懐かしい光景が広がっています。
そこで今回は日本とは一味違う、フィリピンの建物やお店を紹介します。
目次
公共の場所
「教会」
“church” (チャーチ)、“simbahan” (スィンバーハン)
フィリピンはキリスト教国家です。
キリスト教の行事の際や、教会内では熱心な信者の方を見かけると思います。
フィリピン国内には世界遺産に登録されている教会もあるので、観光で教会を訪れるのもおすすめです。
教会内はきれいで落ち着いていて、ほっと一息つける場所になること間違いなしです。
「病院」
“hospital” (ホスピタル)、“ospital” (オスピタル)
フィリピンには、日本と同じように市立病院と私立病院があります。
現地の人によると、市立病院は治療費が安いですが、待ち時間が何時間もかかり看護師の質もひどいそうです。
私立病院は設備もきれいでお医者さんも丁寧です。
海外旅行保険対応の病院は私立病院だと思うので安心してください。
事前にお医者さんとアポイントメントを取ってから、受診してくださいね。
「警察」
“pulis” (プリス)
警察の方は街中でよく見かけます。
背中に”PULIS”と印刷された警察の制服を着て、安全を守ってくれています。
何か困ったことがあれば気軽に声をかけてみましょう。
優しく対応してくれるはずです。
「郵便局」
“pos opis” (ポス オビス)
フィリピン・マニラには巨大な中央郵便局があり、観光名所にもなっています。
中央郵便局以外の郵便局でも、日本へ荷物を送る国際便も利用できます。
わからないことがあれば職員の方が教えてくれます。
ちなみに、郵便物が届かないトラブルについて聞いたことがありましたが、私の場合は、日本からの宅配も、フィリピンから日本への宅配も大丈夫でした!
「学校」
“eskuwelahan” (エスクウェラーハン)
公立学校、私立学校、教会の学校があります。
6月から学校が始まり、ほとんどが2学期制です。
公立の小学校だと生徒数が多く教室に入りきらない影響で、授業が午前中のみの生徒、午後のみの生徒と分かれている学校もあります。
私立学校の方が、教育が手厚いようです。
教会の学校は、親が所属している(通っている)教会が運営している学校で、生徒数が少なく家族ぐるみで学校や生徒たちと関わっているように感じました。
「銀行」
“bangko” (バンコ)
入口には銃を持った警備員の人が立っていて、ドアの開け閉めもしてくれます。
外に置いてあるATMも問題なく使えますが、日中お金を降ろす場合は銀行内のATMを使用する方が安全安心です。
買い物
「コンビニ」
“convenience store” (コンビーニエンス ストール)
セブンイレブンやミニストップ等、日本のコンビニもフィリピン進出しています。
ホットドックやフライドチキンは人気商品で、店内にイートインコーナーがあるコンビニが多いです。
日本とは違ったオリジナル商品を見つける楽しみもありますよ!
「サリサリストア」
“sari-sari store” (サリサリ ストアー)
サリサリとは「いろんな種類」という意味で、生活用品やインスタント食品、お菓子、お酒、プリペイドカードなどを売っている小さなお店を、サリサリストアといいます。
住宅地の中にあり、民家を改造して作られています。
各サリサリストアによって営業時間や売っている商品は異なり、安全のため鉄格子をつけた店もあります。
お店の人は親切ですよ。
「ショッピングセンター」
“shopping center” (ショッピング センター)
専門店の入った大きなショッピングセンターが、マニラには各地区ごとにあります。
フィリピン文化を感じられ、安くておしゃれな雑貨や衣料品、おいしいご飯、映画館、フィリピンならではのお土産など1日中満喫することができます。
「ミネラルウォーター専門店」
“tindahan ng mineral water” (ティンダーハン ナン ミネラル ウォーター)
フィリピンでは水道水をそのまま飲むことはできません。
そして、フィリピン全土で浄水器を備えたミネラルウォーターの専門店が増えています。
ミネラルウォーターはコンビニやスーパーでも購入できますが、定期的にミネラルウォーター専門店を利用する方が、安上がりになる場合もあります。
「パン屋」
“bakery shop” (ベイカリー ショップ)
路面店のパン屋からはいい匂いがします。
パン1つ約10円から買うことができます。
ガラスケースの中にスペインの植民地時代に持ち込まれたパンデサルや、ココナッツ、紫芋などのパンがきれいに並べられています。
人気のパン屋さんでは朝と夕方頃には人が集まり、歩道が人でいっぱいになるほど賑わっています。
指をさして買うこともできるので、ぜひ召し上がってみてください。
便利な場所
「両替所」
“money changer” (マニー チェンジャー)
小さな店が集まっている場所には、両替所もありました。
レートや安全性を考えると空港や銀行での両替をおすすめしますが、急に両替が必要になった時には手頃に利用できますよ。
「ランドリー」
“laundry shop” (ラウンドリー ショップ)
洗濯機がない家庭では、洗濯は手洗いで行われています。
手で洗って、ロープに干すスタイルです。
日差しが強いので1日で洗濯物は乾きますが、ランドリーショップもおすすめです。
現地の方も利用するので、価格は高すぎず、住宅街を歩いているとランドリーショップをよく見かけました。
重さによって料金が異なり、アイロンをかけて自宅まで配達してくれるサービスもあるので、とっても便利です。
楽しみな場所
「カラオケ」
“videoke” (ビジェオーケ)、 “karaoke” (カラオケ)
フィリピン人は音楽が大好きです。
外を歩いていると音楽が聞こえてきます。
歌をうたっている人もいます。
つまり、カラオケも大好きです。
ゲームセンターの中にカラオケボックスがありますが、自宅にカラオケがある人や、誕生日パーティ用にカラオケをレンタルする人もいましたよ。
日本の歌もあるので、フィリピン人とのカラオケも楽しめそうですよ。
「美容室」
“beauty parlor” (ビューティー パーラー)
フィリピンでは、美容師の資格が無くても店を持つことができるそうです。
地元の人が集まる安い床屋から、デパート内の高級サロンまで色んな種類の美容室があります。
失敗は怖かったので、私はモールの中に入っているチェーン店の美容室に行ってみました。
仕上がりには満足でしたが、とにかく雑でした。
指が刺さって痛い、シャンプーをされている間水が顔にかかる、しまいには半分以上髪が濡れた状態で帰されました。
日本の美容室ってすごいのだな、と実感です。
ただ、海外の美容室っていうだけでドキドキワクワクしますよね。
私は楽しめましたが、心配な方は韓国資本や日本資本の美容室をおすすめします。
まとめ
国が違うと、日本と同じような建物やお店でも、文化の違いを感じることができます。
ゆっくりと街並みを見て歩くと、新しい発見がたくさんあります。
タクシーや列車での移動は快適ですが、時間に余裕がある時は散歩をしてみると、きっとおもしろい冒険になりますよ!