Justin Bieber の曲のタイトルにもなっている「sorry」という単語。
あまりに基本的な単語なので、多くの人が裏のニュアンスを見逃しがちです。
そこで今回はJustin Bieber の「sorry」の歌詞を参考にしながらこのsorryという単語の意味を深堀りしてみましょう!
【かんたん英会話】「sorry」の正しい意味と使い方
「sorry」(素直に「ごめんなさい」)
sorryを辞書で引いてみると「すまないと思って」「申し訳なく思って」という意味が載っています。
I’m sorry=「私は申し訳なく思っている(状態です)」=「ごめんなさい」という意味で使われていますね。
sorry?と上げ調子で言うと相手が言ったことを聞き取れなかったときに使う「もう一度言ってもらえますか?」の表現になります。
【例文】
I’m sorry. I didn’t mean it.
(ごめん、わざとじゃないんだ)
Can I use your pen?
(あなたのペン使っても良い?)
sorry?
(え?何て言った?)
「sorry」(開き直って「ごめんなさい」)
実はsorryには開き直りのニュアンスもあります。
Justin Bieber のsorryの歌詞を見るとどちらかと言うとこちらの意味で使われている感じがします。
(この中の第1位がsorryです)
歌詞にはこんなことが書かれています。
You know I try but I don’t do too well with apologies.
(俺が謝るのが下手なの知ってるだろ)
I just need one more shot at forgiveness.
(あと一度だけ許してよ)
But you know that there is no innocent one in this game for two.
(でも知ってるだろ。どちらかが正しいんじゃなくて本当はどっちもどっちだって)
sorryと謝るには二つの気持ちの段階がありますよね。
「申し訳ない、ごめんなさい」→「許してほしい」という2つの段階です。
このどちらの段階が強いかでsorryのニュアンスは変わってくるのですね。
Justin Bieberのsorryの場合、「申し訳ない、ごめんなさい」が強かったら「俺が謝るの下手なの知ってるだろ」とか「お互い様だろ、どっちもどっちなんだよ」なんて自分で言うでしょうか?
この歌のsorryには「謝ってるだろ、だから許して」というニュアンスが込められていると思います。
sorryは言い方や前後のセンテンスによっては開き直りのニュアンスも出てきます。
【例文】
I told you to clean here up first!
(まずここ先に片づけてって言ったじゃん!)
Sorry~
(はいはい、すいませんでした~)
Sorry, sorry. Can you give me another chance?
(ごめん、ごめん。許してよ)
No.
(嫌だ)
まとめ
いかがでしたか?
実はこのJustin Bieber の「sorry」には2つの解釈のうわさがあります。
一つは元カノセレーナ・ゴメスに対する思いを綴った歌だという解釈。
もう一つは、ファンに対してジャスティンの度重なる不祥事(飲酒運転で逮捕、ドラッグ使用など)の謝罪の思いを綴った歌だという解釈。
真実が気になるところですね!