トーテムです。
今回はTOEICの点数の目標について書いていこうと思います。
この記事をご覧になっている皆さんはそれぞれ現在持っている点数が異なっていると思いますが、ここでは目標点数を500点、700点、900点に分けて、それぞれの目標点数を取るためのコツを紹介していきます!
目次
500点 – 基礎(と興味)さえできれば難なくとれる!
まずは500点という点数についてです。
990点満点のほぼ半分の点数ですが、現在この点数をとれていない方には2つのパターンがあると思います。
それは、
- TOEICの形式に慣れていない
- 高校までに習う英語をあまり理解していない
の二つだと思います。
私が大学に入学してすぐに初めて受けたTOEICの点数は340点でした。
ところがそこから2ヶ月間、本番形式の公式問題をやって「TOEICってこんな出題するんだ」とわかると2、3ヶ月後に受けた2回目のときには540点を取ることができました。
センター試験から話すと、私の点数は200点換算で140点弱でした。
つまり英語が特別得意な人でなくても、高校である程度英語の基礎を身に着けておいて、かつTOEICの出題形式になれさえすれば、500点という点数はわざわざ海外に行かなくても問題なく取れる点数です。
ところが、 2の方の場合は少し異なります。
しばらく英語から離れていて、いきなりTOEICで結果を残さないといけないとなるとやはりそこにはハンディキャップがあります。
かといって、いきなりTOEICにむけて勉強すると気持ち的に継続することが難しいと思います。
なので、まずはTOEICの勉強だけをせず、英語への拒否感を持たないようになりましょう。
私も中学時代・高校入りたての頃は英語を勉強することが嫌いでした。
しかし、あるロックバンドの英語の曲を聴いて、英語に対して興味を持つようになりました。
2に当てはまる方の場合、まずは英語を「勉強する」という考えから英語に「興味を持つ」ということから始めましょう。
英語に慣れ始めたら、TOEICの形式に慣れ始めてください。
すぐに結果が出るわけではありませんので、まずは生活に少しでも英語の環境を取り入れてみてください。
700点 – TOEICの形式にはもう慣れた!スピードに慣れていきましょう!
TOEICでの700点以上点数は比較的英語をやっているように思われるラインです。
かといって、やはりリスニングではPart3、Part4の3問1セットをごっそり落としてしまうときや、いつの間にか答えとなる部分を聞き逃してしまうときがたまにあります。
リーディングでも100問すべてを時間内におさめてすべてを解き終わらせることができないことや、単語の意味が分からない時がまれにあります。
ただ、700点以上まで地道に伸ばしてきた方々はTOEICの形式に関してかなり慣れているものだと思います。
以前にも書いたとおり、リスニング(Part3とPart4)では素早く問題と選択肢の短文を理解する速読力、リーディングでは単語力と(長文の)速読力が必要になります。
700点を取るための、これらの問題点を改善するポイントとなるのは語彙力です。
TOEICではビジネス関連の単語がよく出てくるので、まずは頻出単語を確実に覚えるようにしましょう。
かつ、問題文と選択肢の文で使われている単語が異なることがあるので、同義語を覚えるのも大切です。例えば、getという単語と類似の意味を持つ単語として、obtain、acquireなどがあります。
同義語も同時に覚えることがカギとなります。
900点 – TOEICの範囲を超えて英語の生活に慣れてしまおう!
私も2016年の12月に受けた時点で860点なので、ここでの内容は私自身も900点をとるにはどうすればよいかという対策と考察になります。
900点を取るというと、英語の基礎に関してはすでにマスターをしており、このあたりの点数を持っている人であればTOEFLやIELTSも受けたことがある人もいるかと思います。
900点ともなると、TOEICのコツ以上に、日常生活において英語に慣れる環境にいると思います。
TOEIC以外に例えば英語の本を読んだり洋画を見たりすると、TOEICの内容の範疇を超えることが多々あります。
その分、映画で聞く話のスピードはTOEICのリスニングと比べ圧倒的に速いため、そこからTOEICのリスニングをやると簡単に思えてしまいます。
本を読めば知らない単語と数多く遭遇するチャンスになります。
ただ、本を読む場合はわからない単語すべてをいちいち確認する必要はないと思います。
読み進めるとその単語の意味を推測できるようになり、また、それでもわからず頻出する単語のみを調べましょう。
これらのことをすることによって英語耳が身につき、TOEICを受ける際に脳内で英語から日本語に転換する必要なく問題を理解することができると思います。
語学は日進月歩です。
伸び悩む時期もあると思いますが、めげずに継続していきましょう!